ダイヤモンドリーグ ラバト
100m -0.4m
コールマン9.98
ベイカー9.98
ライルズ9.99
ロジャース10.01
プレスコッド10.09
ウジャー10.19
桐生10.20
シセ10.22
モハメド10.30
今季、室内60mで世界新をマークしながら屋外で苦戦していたコールマンがここにきて勝利。
いつも程に前半から飛び出たわけではなく、後半もややもがいたように思うが、反対に前半ある程度並んでいたから、そこまで終盤乱れなかったのかもしれない。
ベイカーは混戦に揉まれると勝てないイメージがあるが、それでも相変わらずの安定感。よほど体幹の強さと走りがマッチしているのではないか。
ライルズはとんでもない追い上げを見せたが、前半遅れ過ぎた。が、ここまでの追い上げはなかなか見れないので個人的にはおもしろかった。
そして、ロジャースが粘った。
今季は9.89を出しているし、さすがは一戦で戦い続けるベテラン。
桐生選手は記録も順位も妥当なところだろうか。
というか今季自己ベストで上回るシセとモハメドに先着し、ウジャーとも接戦だったので悪くはないと思う。
もちろん狙うところはそれ以上だと思うが、上位に離されてもそれほど大崩れはしていないし、上を目指せるポジションであることは再認識できたのではないか。
海外レースで磨きをかけていって欲しい。
400m
ブルームフィールド44.33
ハロウン44.69
ハドソンスミス44.79
サントス44.80
デデウォ44.82
チェリー45.40
今季43秒台をマークしているブルームフィールドが圧勝。
身体は大きいが、前半は腕振りもコンパクトにまとめてロスの少ない走りを展開し、器用な印象を受けた。
おそらく大きく乱れることはないのではないか。
加えてスピードもあるのでこれから楽しみな選手。
ハロウンはさすがに抑え過ぎたがそれでも2着に入るのはさすが。だが、この結果は今後のレースパターンを悩ませるかも。
サントスも久々にらしさをみせてくれた。
〜了〜