日本選手権 100m予選&準決勝
これは大きく予想を外しそうですね。
予選、準決勝をざっと振り返って。
サニブラウン選手
今季0台は出すだろうと思っていたが、このタイミングで到達するとは。
しかも二本続けてで、まだ余裕もある。
そして何より驚いたのはその内容。
はっきり言って次元が違う。
準決勝は多田選手と僅差だったが、一歩一歩のスケールと正確性が違う。
また非常にリラックスしており、上体の動きを比較しても一目瞭然でどちらが安定して、スピードをものにしているかがわかる。
多田選手
とはいうものの、絶好調で動きもキレキレ。ここまで序盤先行できるとは思わなかった。
決勝はスタートを意識しすぎて力まなければいいが、接地タイミングが予算よりもハマれば代表入りできるかもしれない。
いずれにしても序盤の流れを作るのはこの選手だろう。
ケンブリッジ選手
こちらもキレまくっている。
ここまで一気に仕上げてくるとは。
また予選、準決勝で自身のレース展開を確認でき、自身も深めただろう。
力むことはなさそうだか、サニブラウン選手が迫ってきた時にどうか。
できるだけ先行して貯金がほしいところ。
桐生選手
こちらは調子を落としたわけではないが、今ひとつシャープさにかける。
準決勝はスタートでケンブリッジ選手に先行できなかった時点で厳しかった。
決勝はスタートが勝負になるだろうが、こうなると今季フライングで失格となったことも影響しそうだな。
厳しい戦いになりそうだが、殻を破れるかどうか。
山懸
こちらは更に厳しい。
やはりブランクは大きすぎたか。
どこまで修正できるか。
決勝はレース詳細も書く予定です。
〜了〜