陸上競技 男子短距離〜観戦記〜

主に男子短距離の観戦記&雑感などを勝手に書いているブログです

2016-01-01から1年間の記事一覧

レイザーズGP キングストン

100m +1.0mボルト9.88アシュミード9.94ブレイク9.94パウエル9.98ベイリー・コール10.00シンビン10.01ギテンズ10.03フレーター10.04カーターの問題はあるものの、さすがはジャマイカ。層が厚い。このレベルで戦うシンビンとギデンズもすごいですね。ボルトは…

DLバーミンガム

200m -1.5mディグラス20.16エドワード20.17マクリーン20.24マルティナ20.43ウェッブ20.62ウェッブはどうしたのか。連戦の疲れなのか何か違和感でもあったのか。序盤から精彩を欠いたが、無理をしなかったようにも見える。そんな中で勝利を手にしたのはディグ…

桐生選手が10.01

先日行われた学生個人100mの準決勝で桐生選手が10.01(+1.8m)の歴代2位タイ、自己タイを記録。また学生新でもあり派遣設定記録も突破した。布勢スプリントの時のような力みはなく、しなやかで柔軟性のある走りだった。スタートの一歩目がナチュラルで、二歩目…

DLローマ

更新遅くなりました。。100m +1.0mガトリン9.93ウェッブ9.94ビコ9.99スタート自体は相変わらず突出しているガトリンだが、やはり昨年のような伸びがなく相手の射程圏内から抜け出せない。そして今回は0.01秒差まで迫られた。ウェッブの調子自体がかなり良か…

布勢スプリント2016

まずは結果から。M100m -0.5m山県10.06桐生10.09高瀬10.25大瀬戸10.31藤光10.31原10.31土手10.37九鬼10.42というわけで9秒台は出なかったが初の日本人同士の10秒0台での争いとなり、山県選手が勝った。山県選手は2〜3歩目で僅かにバランスを崩したかに見えた…

コリンズが9.93

今季アウトドアの走りを見る限り、40代の9秒台は僅かに届かないのではないかと予測していたが、まさか自己新で達成するとは思いもしなかった。9.93といえば30年ほど前までの世界記録。コリンズが10歳位の時の世界記録に自身が40歳で並ぶとは思わなかっただろ…

DLユージーン

久しぶりに男子短距離ネタ以外の話から。今大会最も注目を浴びたのはW100mHを歴代2位の12.24(+0.7m)というビッグレコードで制したケンドラ・ハリソンでしょう。これは驚いた。ウトウトしながら見てましたが一気に目が醒める、強烈なレースでした。この選手の…

DLラバト

ダイヤモンドリーグ初のアフリカ開催。いつか、日本でも開催してほしいですね。200mはエドワードが20.07(+3.8m)で優勝。2位のコフィに0.28秒差をつける圧勝だが、走りはまだまだか。軸が定まっていないというのか安定感がなく、動きがバラついているようにも…

東日本実業団2016

100mは山県選手が10.12で優勝。準決勝では10.08をマークしました。完成度はナンバーワンでしょうね。パーフェクトに近い走りじゃないでしょうか。95〜98点の走りを連発しているというのか、そのアベレージを踏まえても今季現段階では最強か。もちろん多少の…

関東インカレ2016

100m(-1.4m)桐生10.35大瀬戸10.50小池10.58この舞台では敵なしの桐生選手ですが記録はさておいて、内容もいまひとつだったでしょうか。どこか余裕がないようで、可動域も狭く見える。スタートを改良したとのことだが、そこから加速段階へうまく繋がっていな…

オストラバGS

100mにボルトが出場。9.98(-0.4m)で優勝してます。2位はギデンズで10.21ですから楽勝レース。前戦に続けて確認作業的要素の多いレースだったのでしょう。やはり調子は悪くない様子。スタートが仕上がってスムーズに加速できれば9.7台はいくのだろうな、とい…

ボルト初戦

というわけで更新4連発目。といっても溜め込んだ下書きをまとめてアップしただけですが。最後はボルトの話題です。今季初戦は10.05をマーク。Usain Bolt Opens Season With 10.05 (+0.1) Men's 100m Cayman Invitational 2016 - YouTube完全な試運転といった…

DL上海

M100m(±0m)ガトリン9.94オグノデ10.07ロジャース10.10コリンズ10.17ガトリンは川崎よりまとめてきた印象。上体も安定しつつあるだろうか。記録は短縮できそうだが、昨年に比べると少し重たく見えるというか、スムーズさには欠ける。前回記事にも書いたおおり…

川崎GP

まず100m。メディアが「桐生vsサニブラウン」という構図に偏ってしまったことが悲しいところでしたが、結果から。M100m −0.4mガトリン10.02山県10.21ギテンズ10.26桐生10.27サニブラウン10.34やはりガトリンの圧勝。いつもより体が少しブレていたように見え…

水戸国際2016

珍しく連続更新していきます。古いネタもありますが。100mは中大の竹田選手が10.27(+1.0m)で優勝。予選では向い風2.1mの中、10.29をマーク。メディアが報じているように無名の選手。管理人も全く知らなかった。何よりサニブラウン選手(3着 10.38)に勝ったこ…

DLドーハ

今年もダイヤモンドリーグが開幕しましたね。2010年以降だったか、放送してくれるようになって本当にありがたい限りです。ただ、深夜リアルタイムで見たり、フルで見る時間が年々なくなってきたのが自分の都合ながら悲しいところ。そのためこのブログも日に…

静岡国際2016

男子200mは飯塚選手が20.38(+1.0m)で優勝。サニブラウン選手は20.54で2位でした。レース構成プランが明確であった飯塚選手がそれをそのまま実行出来た印象。既に今季それなりの走りをしていることからも感触がつかめていて、冷静に走れば大丈夫だろう、そん…

織田記念2016

山県選手が10.27で優勝。向い風2.7mだったことから追い風ならば9秒台も狙えるか??なんて声も上がっているようです。今回の走り自体は仮に普通の競技場だったとして(定義はできないが高速トラックでないとして)、無風か軽い追い風なら10.15前後の走りではな…

メリット19.78(+0.9m)

ちょっと前のネタですが、メリットが200mで19.78をマーク。これはファン・ニーケルクの100m9.98wより驚きました。直線に入ってから加速にのるわのるわ。自身で想定したよりも動きがハマったレースだったのかもしれないが、昨年の世界陸上の結果を受けてスピ…

オリンピック100m覇者の前年実績(1984年以降)

世界陸上創設以降限定ですが、五輪チャンピオンの前年の世界大会戦績です。1984 カール・ルイス アメリカ 9.99→1983Wch 1位10.071988 カール・ルイス アメリカ 9.92→1987Wch 1位9.931992 リンフォード・クリスティー イギリス 9.96→1991Wch 4位 9.921996 ド…

世界室内2016 M60m

男子60m決勝1 Trayvon BROMELL USA 6.47 PB 0.1212 Asafa POWELL JAM 6.50 0.1353 Ramon GITTENS BAR 6.51 NIR 0.1324 Zhenye XIE CHN 6.53 PB 0.1525 Bingtian SU CHN 6.54 0.1486 Mike RODGERS USA 6.54 0.1467 Marvin BRACY USA 6.56 0.1258 Kim COLLINS …

ファン・ニーケルクが9.98

ずいぶんと空いてしまいましたが、やめた訳ではありません。さておき、昨年世界陸上400mの覇者、ファンニーケルクが高地ながら100mで9.98(+1.8m)をマークしたのだとか。これで100mで9秒台、200mで19秒台、400mで43秒台をマークした史上初の選手となりました…