陸上競技 男子短距離〜観戦記〜

主に男子短距離の観戦記&雑感などを勝手に書いているブログです

ダイヤモンドリーグ バーミンガム

100m -0.5m

コールマン9.94

プレスコッド9.94

ライルズ9.98

ブレイク9.99

ヒューズ10.05

シンビン10.09

トレイシー10.15

ウジャー10.19

ロジャース10.22

 

コールマンは自身の型に戻りつつあるが、まだバランスは悪いか。

それでも前半の貯金で逃げ切るパワーがあり、その基盤をもってしての勝負強さをここ数戦で証明している。

 

今期好調のプレスコッドは僅差の2位。後半の追い上げは凄まじく、より磨きがかかってきたか。

ただ、前半でもう少し射程圏には入っておきたいところ。

 

追い上げでいえばライルズも相変わらず素晴らしい。ここまで連戦で安定して走れる選手はなかなかいないだろう。現に9秒台が続いている。

 

ブレイクはなかなかこのポジョンからは抜け出せない。

全盛期のキレが取り戻すのは難しい事だと思うが、それでもこの位置に止まれているのはさすが。

 

 

私はヒューズの優勝を予想していたが、上位グループからは離された。

最後は諦めたようだが、今ひとつ勝負強いのかどうかが分かりづらい選手。

前半出られると、ペースが掴みきれないのか、メンタル面のムラがあるタイプかもしれない。

 

 

400m

カーリー45.54

ハドソン・スミス45.59

デデウォ45.62

テイラー45.78

サントス45.81

 

最後は大接戦となったが、カーリーが僅かに抜け出した。省エネな走法というか、最も丁寧な走りが余力を生んだだろうか。

 

それにしてもテイラーは凄かった。

前半から飛ばしに飛ばし、直線でトップ集団に並ばれた時には「これは潰れて脚が止まるな」と思いきや、失速を最大限に防ぎ、粘り切っての4位に入り、サントスを振り切った。

これは本職での助走がより安定するだろうな。

 

〜了〜