DL上海100mで日本の3選手が激突
DL上海100mで日本人3選手が出場するというなかなか興味深いレースが行われますので、最近の動向も踏まえて展望です。
最も実力・安定感を備えた山縣選手は出ませんが、桐生、ケンブリッジ、サニブラウンが参戦。
一番勢いがあるのは織田で向い風の中10.04をマークした桐生選手。
昨年より身体が一回り大きくなっただけでなく、そのフィジカルをいきなり今季レースの安定感につなげていることが凄い。
織田も予選では身体がブレたが決勝ではそのあたりを体幹のバランスとそれを補うパワーで修正したように見える。
問題は同じことを海外レースでもできるかどうか。
そういう意味では追い風参参考ながら9.98を始め好記録を海外で連発しているケンブリッジ選手の方がレースの幅は広いかもしれない。
とはいえ記録に対してまだ内容はそこまで伴っていないと思うので、ベストの状態を上海で期待するのは厳しいか。
よめないのがサニブラウン選手。
10.18のレースを見てないのでなんとも言えないが、かなり状態もよく2人に先着する可能性は大いにあると思う。
また海外での勝負強さとタフネスも一昨年の世界陸上と世界ジュニアで証明済み。
というより練習拠点を海外に移し、ジェミリらとトレーニングを積んだ上での結果なので、そのあたりの環境面でもやや抜け出ているかもしれない。
勢いなら
桐生、ケンブリッジ、サニブラウン
安定感なら
ケンブリッジ、桐生、サニブラウン
てとこですか。
いや、どうとでも入れ替わる気もするので大差ないとは思いますが。
ロジャース、メイテ、コリンズ、蘇が出場するので勝ってほしいところですが、少なくともこの面々の中で争えないとファイナルは厳しいでしょうね。
今晩放送ですか。
楽しみですね。
〜了〜