Wch北京 その他
もうダイヤモンドリーグも再開されてますが、書きかけの記事を放置してたので
一応最後の世界陸上ネタをアップしときます。
短距離以外で気になったその他の種目などをいくつか。
・男子三段跳
テイラーの大ジャンプは素晴らしかったですね。
勢いにのるピカルドが勝つかなと思っていましたが、元王者の貫禄を示しました。
それほどハイレベルな争いということではなかったですが、その中で大差をつけての大記録ということにも価値があるでしょうか。
そしてエヴォラがメダルを獲得したことも印象に残りました。
・男子800m〜10000m
ルディシャ、キプロプ、ファラーの実力者が貫禄を示しましたね。
キプロプとファラーは相変わらず「大丈夫か!?」「負けないか!?」、、と散々見る側をも揺さぶっておきながら鮮やかに勝つんだから役者だなぁ。
(3000mscのケンボイもか。)
ルディシャは完全ではないにせよ見事な復活。
周りが自滅した面もあると思いますが、やはり走りの芯の部分が安定しているということでしょうか。
・女子1500m〜5000m
スター選手の仲間入りを果たしたゲンゼベ・ディババ。
1500mは実力を発揮し華やかな勝利を飾りましたが、5000mは銅メダル。
如何に二冠が難しいかということですが、大会期間中は主役の1人でしたね。
ただそのディババらをぶっちぎったアヤナの圧倒的な強さにも驚かされました。
・男女走高跳
記録はそれほど出ませんでしたが同記録で並んでジャンプオフとなった男子、試技数で決着がついた女子、どちらも三つ巴になったことでおもしろくなりましたね。
しかしどちらも動きにキレと余裕、そして自身のジャンプへの集中力があった選手が勝ったように思います。
あとブラシッチのダンスをもっと写してほしかった。。
・ケニア勢について
少し書いたネタですが、やはりイエゴとベットには驚きました。
90年代前半にロングスプリント系に進出してきたもののそこで留まっていた印象ですが、また一気に出てきました。
イエゴに関しては世界記録の更新をも感じさせる圧巻のハイパフォーマンスで大会を盛り上げました。
今後はショートスプリントや跳躍などの種目にも進出してきたら面白いですね。
・中国勢について
流れにのって国ネタ。
地元の中国選手も大活躍しましたね。
やはり強い。
そして男子4継は銀メダルを獲得。
予選でアジア新をマークして着順通過した時点でこの結果は決まっていたようにすら思います。
来年は蘇に先を越されたアンカーを務めた張が奮起するのではないかと結構楽しみにしています。
そしてこの二枚看板を追うように次々と若手も出てきそうですよね。
・日本勢について
最後は日本選手について。
目標には及ばなかったかもしれませんが、健闘した選手はかなり多かったように思います。
ましてや不振ではないかと。
ただ、想定していた以上に世界との差があっただけ、ということでしょうか。
〜了〜