陸上競技 男子短距離〜観戦記〜

主に男子短距離の観戦記&雑感などを勝手に書いているブログです

ダイヤモンドリーグ ローマ

100m-0.4m

イカー 9.93

ビコ10.02

トォルトゥ10.04

コールマン 10.04

シンビン10.13

ロジャース10.13

ジェイコブス10.19

グリエフ10.19

ヤング10.30

 

イカーが連勝。

ユージーンで感覚を掴み、自信を得たんだろうな。

相変わらず動きが安定していて無理なく主導権を奪えている。

 

対してコールマンは大崩れ。

ユージーンの時以上に動きが制御できず、身体が乗っていかなかった。

 

室内60mの好感触をベイカーはうまく100mのレースに持ち込んだが、コールマンは反対に100mに繋げられず、かえって弊害となっているのか。

 

ビコもまずまずのレース。

まだまだ仕上げてきそうなので今季自己新もあるかもしれない。

 

しかし1番驚いたのはイタリアのトルトゥ。今季好調とはいえ、キャリアから考えてもまだまだなのかと思いきや、堂々の3位。

膝がやや高く上がっているように見えるが、そこから振り下ろすパワーとそのエネルギーを推進力に変えるスピードが群を抜いているということか。

またそのパフォーマンスをこのメンバーに対して発揮できる勝負強さ。

これは楽しみな選手が出てきた。

 

 

400m

カーリー44.33

ハロウン44.37

デデウォ44.58

チェリー44.97

ロバーツ45.22

リー45.49

ハドソン・スミス 45.52

サントス 45.81

 

カーリーは勝ちはしたものの、なんとか逃げ切ったという感じでレースを支配したようには見えなかった。

そういう意味ではハロウンの方が自分のレースをしており、よく追い上げたと思う。ちょっと前半離されすぎた。

 

だが、カーリーも走力があることは改めて証明できたので、レースパターンに磨きをかけてくればもっと凄いレースをするかもしれない。

 

 

 

 

それにしても、幅跳は面白かったですね。

私は密かにマニョンガの世界記録更新を期待しているのですが、ライバルの出現でさらにおもしろくなりました。

 

 

〜了〜