ダイヤモンドリーグ ユージーン
100m +2.4m
ベイカー 9.78
コールマン 9.84
プレスコッド9.88
蘇9.90
ヤング 9.94
ウジャー 10.12
メイテ10.13
スメリー10.16
60mの室内チャンピオンにして世界新をマークしていたコールマンがどんな走りをするか、そこに注目が集まったかと思うが、勝者はベイカーとなった。
コールマンはうまくスタートがきれなかったのか、あるいはコールマンに追い上げられる圧力を感じたのか、全体的に動きが大きすぎ、力が分散したように見えた。
対照的にベイカーは動きを制御して着実に一歩一歩を刻むことで、最後に抜け出すことができたのではないか。
ベイカーも世界室内ではメダルを取っているので今季は好調なのだろうけども、この勝利は自信になるだろうな。
追い参ながら9.90を出した蘇にも注目が集まったが、どちらかというと上海の時の方がいい走りだったのではないかと思う。
どちらかというとプレスコッドの追い上げの方が驚いた。
前半遅れながらもベイカーとコールマンの差を最後に大きく縮めたのは見事。
特にコールマンに対しては勝てる感触を得たのではないか。
200m +2.0m
ライルズ 19.69
リチャーズ20.06
ブラウン 20.07
ジョボドゥワナ 20.42
ミッチェル・ブレイク20.51
ウェッブ20.56
グリエフ20.57
マクワラ DNF
好調のライルズが自己新で優勝。
最もブレがなく安定した走りだった。
特にコーナーの加速は無駄がなく滑らかだったように思う。
無理なくコーナリングしながらスピードを得ていく感覚が馴染んでいるのだろうか。
19秒5台は期待したいところ。
ライルズが良すぎてリチャーズは影を潜めたが、こちらもこの時期としてはなかなかの好記録だし、パワーで逃げ切りかけたブラウンを捉えるあたりはさすが。
まだまだ調子は上げそうだが、前半離されすぎると厳しいという印象は残った。
マクワラは残念。
大外が良くなかったのか力みがあったのかもしれない。
〜了〜