DLモナコ
続いてDLモナコ
エドワード 20.10
ルメートル 20.24
マルティナ 20.29
ブレネス 20.33
飯塚 20.39
フォルテ 20.40
マルティネス 20.56
エリントン 20.59
エドワードは久し振りのDL勝利だったっけか。
上体のバランスが僅かにずれているようにも見えるが、実際は上手く下半身の動きと連動していて可動域にも余裕を感じさせる。
現にコーナー、そして直線への繋ぎは誰よりもスムーズでそこが大差をつけることができた要因ではないか。
メダルは微妙に難しいかもしれないが常に上位にいる安定感はやはり素晴らしい。
ルメートルは良くはないがギリギリ間に合わせることができるかどうな。そんなポジションであることは証明できたか。
キレやスムーズさには欠けるがダイナミックな動きは健在。
本調子でない自身の動きに対して強引に処理しているようにも見えるが、その中でも丁寧にレースを構築するクレバーさを感じる。
決勝は狙える位置だと思うがはたしてどうか。
マルティナもさすがベテラン。
五輪年はしっかりと上げてくる。
しかしルメートル同様に全盛期のスピードに欠けることが課題か。
コーナーも安定感はなくバラついているところもあると思うが、ピッチと効率的な接地によるものだろうか、どうにかこうにか帳尻を合わせてくる走りはやはり凄い。
飯塚選手は海外レースのタイムとしては悪くないが、上位とは差があった。
ただ今季10.06、20.18のフォルテ、同20.19のマルティネス、同10.04、20.31のエリントンらに勝っていることは大きい。
オリンピックはどこまでいくだろうか。
正直、飯塚選手が後半追い上げて颯爽と海外勢を抜き去るパターンは想像できない。
となると前半である程度のポジションにいないと厳しいことは間違いない。
しかしスピードには差があるのでやはりコーナリングの出来が鍵になるのだろうか。
とりあえず今回は合格点以上だったのではないかと思うが。
400m
ファン・ニーケルク 44.12
セデニオ44.34
タプリン44.38
マッケイ44.79
マクワラ44.90
ファン・ニーケルクは相変わらずの安定感。
前半はどこまで抑えているのか分からないが、かなり余裕を持っていたように見える。
もちろん流すとかそういった抑え方ではなく、しっかりとレースを構築した上での余力の残し方だと思うので、そういったところに盤石の強さを感じる。
この日の調子でも43.7〜8位は出たのではないだろうか
更にはピーキングにも優れているのでやはりオリンピックの優勝候補筆頭か。
セデニオとタプリンも好記録。
それでも本番での決勝進出ラインにのるかどうかではないだろうか。
それ位に今年も400mは層が厚いように思う。
〜了〜