東日本実業団2016
100mは山県選手が10.12で優勝。
準決勝では10.08をマークしました。
完成度はナンバーワンでしょうね。
パーフェクトに近い走りじゃないでしょうか。
95〜98点の走りを連発しているというのか、そのアベレージを踏まえても今季現段階では最強か。
もちろん多少の波はあるようだが、走りの基点が定まっているので大崩れはしない気配があります。
海外レースやここ一番のレースでどうかはまた別問題ですが、4年前の躍進時より洗練されながらも自信をもった大胆な力強さを感じます。
予選で10.10をマークしたケンブリッジ選手の走りも伸びとパワーがあり見事でした。
ダイナミック故の脆さもあるように見えますが、そのまま押し通しそうなエネルギーも感じます。
200mの予選がそのあたりの判断材料になりそうでしたが、飯塚選手の好走も手伝っていい意味でわからない部分がありますね。
ただコーナリングの質から察するに日本選手権で100mに専念するのは大瀬戸選手以上に正解かなと思いました。
〜了〜