陸上競技 男子短距離〜観戦記〜

主に男子短距離の観戦記&雑感などを勝手に書いているブログです

織田記念2016

山県選手が10.27で優勝。

向い風2.7mだったことから追い風ならば9秒台も狙えるか??なんて声も上がっているようです。



今回の走り自体は仮に普通の競技場だったとして(定義はできないが高速トラックでないとして)、無風か軽い追い風なら10.15前後の走りではないかな?と思うが、復活してくれたことが何より明るい話題。

前半の抜け出し方は見事で、そこからも冷静だったように見える。
反対にケンブリッジ選手は焦ったか。

まだ仕上がっていないからか、あるいは強い向い風の影響からか後半はややタイミングがズレているようにも見え、まだまだ仕上がっていきそうな気配があることから条件次第では確かに9秒台は狙えそうな気配。
少なくとも自己記録は超えられるのではないか。

桐生選手や高瀬選手、サニブラウン選手らとこれから対戦していくにあたっての目安となる走りが構築できたことも大きいのでは。





それにしてもよく戻ってきてくれましたね。
今年は並々ならぬ強い意志と覚悟を感じる走りでもありました。


〜了〜