陸上競技 男子短距離〜観戦記〜

主に男子短距離の観戦記&雑感などを勝手に書いているブログです

オリンピック100m覇者の前年実績(1984年以降)

世界陸上創設以降限定ですが、五輪チャンピオンの前年の世界大会戦績です。

1984 カール・ルイス アメリカ 9.99
→1983Wch 1位10.07

1988 カール・ルイス アメリカ 9.92
→1987Wch 1位9.93

1992 リンフォード・クリスティー イギリス 9.96
→1991Wch 4位 9.92

1996 ドノバン・ベイリー カナダ 9.84
→1995Wch 1位 9.97

2000 モーリス・グリーン アメリカ9.87
→1999Wch 1位 9.80

2004 ジャスティン・ガトリン アメリカ9.85
→2003 Wch 不参加(世界室内60m1位)

2008 ウサイン・ボルト ジャマイカ9.69
→2007 Wch 不参加(200m2位)

2012 ウサイン・ボルト ジャマイカ9.63
→2011 Wch 失格(200m1位)


 計8大会のうち、前年の世界陸上覇者が制したのは4大会と50%の割合。

それ以外もそれなりの実績を残した選手が勝っていてある程度は想定内の結果といえるか。

強いて言うなら五輪前年の戦績から考えて優勝が意外だったのは2004年のガトリンと2008年のボルト位。

ちなみに上記(五輪前年の世界陸上実績)を五輪制覇の条件として、昨年の世界大会の結果を当てはめると以下の選手が優勝候補となる。

100m
1位 ボルト
2位 ガトリン
3位 ブロメル
3位 ディグラス

200m
1位 ボルト
2位 ガトリン

2004年のガトリンにおける例はないが
世界室内の戦績を対象とするなら先日の同大会を制したブロメルになり被る。


まあ順当にいけばボルトなんでしょうけど、新星の登場にも期待したいところですな。


〜了〜