陸上競技 男子短距離〜観戦記〜

主に男子短距離の観戦記&雑感などを勝手に書いているブログです

Wch北京 200m予選

相変わらずカメラのカット割りは慣れませんが、今大会の男子400mは面白すぎる。

それぞれのレースパターンや戦略がどうぶつかり合うのかなど、見所が多すぎる位ですが本日の決勝が楽しみです。


さて、昨日の200m予選について、
簡単に感想を。


1組-0.3m
グリエフ20.01
藤光20.28
メナ20.37

グリエフ
ここまで仕上げてくるとは。
ベルリン世界陸上の時より体が大きくなったのか、上体の動きが力強い。

動きがブレているように見えるのが気になるが、後半を上手くコントロールできればメダル候補か。


藤光
この舞台でも力を発揮した。
まだまだ仕上げてきそうだが、数人に前にいかれた時にどうか。
外側のレーンの方がいいかもしれない。


2組-0.2m
エドワード20.11
マルティナ20.22
高瀬20.33

エドワード
やはり強い。
トップ2を除いてメダル候補の最上位か。
硬くなってしまいそうな気配もあるが、前半でペースを掴めればハマるかもしれない。


マルティナ
さすが!というしぶとさ。
余力はそれ程なさそうだが、それなりにどんなレースパターンでも合わせてくると思われる。
が、そこまでは仕上がってないか。。


一気に上げてくる可能性もあると思うが、3着であることを考えるとやはりそれ程余力はないか。


高瀬
前半から流れをつかみ、後半も冷静に処理出来たと思われるが周りのネームバリューに僅かに萎縮したか、あるいは走力の差が純粋に出てしまったか。

しかし通過して良かった。
いくら好タイムが続出している大会とはいえ、20.33で落選したら気の毒だ。


3組+0.1m
ボルト20.28
スカイヤーズ20.29
マルティネス20.34

ここにきてガトリンとの立場が逆転した。
100mを3本走ったことで更に動きが仕上がっただろうし、自信も取り戻したのでは?



スカイヤーズ
ファイナル候補と言えそうか。
やや後傾気味だが、よく動いているな。



4組±0m
ガトリン20.19
サニブラウン20.35
アシュミード20.40

ガトリン
余力はあったが、レースの流れは中途半端で不安定か?
疲れもあるかもしれない。
前半で抜け出せなければ勝機はない、というレースプランだとしたらより心理的にもプレッシャーがかかるのではないかと思うが、どう立て直すかが楽しみ。


サニブラウン
またやってくれた。
予選とはいえ高校2年生でアシュミードに先着出来る選手なんているだろうか。

大きなレースを重ねるこどに力みが取れ、磨きがかかっているのではないかと思う位に動きが滑らかになってきているように見える。
走りもメンタルも平常。
本当に凄い選手だな。



5組-0.4m
ヒューズ20.13
フォルテ20.16
シンビン20.23
ドッドソン20.31

ヒューズ
リズム、タイミング等が相当噛み合ってるのではないだろうか。
動きの安定感という意味ではこの選手が最もメダルに近いかもしれない。


フォルテ
力はあるが、混戦になると乱れそうにも見える。


6組-0.1m
ツァコナス20.14
ウィアー20.24
タルボット20.35

ツァコナス
ギリシャは数年おきに200mのいい選手を輩出するんだな。
タイプは違うが後半の追い上げはケンテリスを思い出す。
周りが潰し合うような展開になればより力を発揮するかもしれない。


ウィアー
朝原氏が言うように、それ程余裕を感じない。。



7組-0.4m
ジョボドゥワナ20.22
オグノデ20.25
フランシス20.38


ジョボドゥワナ
キレも余力もあったが、メダルは厳しそう。
スタミナ面も不安要素か。


オグノデ
かなり流していたが、実際はそこまで余裕がないのでは?
いまひとつタイミングがあっていないように見える。


以上

、、読み返したら、いい加減な感想ですな。
いつものことですが。


今日は久々に早く帰宅できるので、急いで帰ってじっくり見ます!


〜了〜