全米選手権
100m
ゲイが9秒87(無風)で優勝
https://m.youtube.com/watch?v=X5ExGZSRKn8ブロメルが予選から絶好調でしたが、「勝負」になるとゲイが一枚も二枚も上手。
スタートでややモタついたようにも見えますが、加速すれば自分のリズムを作れるスプリンターとしての厚みがそのままタイム差となって表れたでしょうか。
ただガトリンに勝つのは厳しいか。
回転は上がっているものの一歩一歩のパワー差を埋めるには至らないと思われます。
ブロメルはキレキレでしたが、決勝ではゲイに飲まれましたね。
大舞台に弱いイメージがつきそうですが、20歳やそこらでこのレベルのレースでの2位はやはり凄いこと。
まだまだ線も細く、これから期待できると思います。
となると、De Graseはどれほど凄いのだろうかと気になるところ。。
200m
ガトリンが19秒57(+0.4m)で優勝。
インレーン寄りに入ってガトリンには少し窮屈かと思いましたが、いつも通り力強い走りでリードして、コーナー出口も力を逃すことなくスムーズに加速しましたね。
いつもより動きをややコンパクトにまとめたのではないかと思われますが、それでパワーを損なっていないことが凄い。
狭い可動域においても正確で効率的な動きが出来る緻密さ(微調整力?)があるからこそダイナミックな動きにおいても圧倒的な出力を可能にしているのかもしれません。
ボルトとはタイプが違いますが、やはり天才なんでしょうねぇ。
過去の選手に例えるならクリスティなんかが近い?、、いやまた違うか。。
それにしてもスピアモンはほんとにしぶとい。
スプリンターの鏡とでもいうのか、素晴らしいですね。
〜了〜