DLバーミンガム
イエゴが91mスローですか。
マービン・ブレイシーAthlete profile for Marvin Bracy | iaaf.orgが9秒93で優勝。
話題になってから数年経ちますが着々と力をつけてますね。
ほぼ素人(?)からの大躍進という意味では高跳びのトーマスが少し似たケースでしょうか。
ただ、トーマスは天才に違いありませんが能力以上のことは身につかず高跳びをものに出来なかった、そんな印象です。
いかに陸上競技が奥深いかということですね。
イエゴにはやり投げをものにして新しい時代を築いてもらいたいものです。
男子100m
60mが得意なだけあって前半見事な飛び出しでした。
そしてそのまま逃げ切ってゴール。
まだ100m全体でのバランスが悪いのか、ゴール手前で脚を押さえる仕草を見せていたようにやや無理な力がかかっていたようです。
中盤の走りもどこか無理しているような印象を受けましたが。
しかしよくまとめましたし、ここで勝てたことは大きいですね。
全米も自信を持って挑めるのでは。
そして2位にはいったジェミリがゴール地点で負傷しながらも9秒97の自己新。
なんでも100人目の9秒台だそうで。
ジェミリは風貌そのままに攻撃的な選手とでもいうのか、格闘技で例えるなら完全なファイタータイプでしょうか。
とにかく打って打って打ちまくる。
相手が打ってきてもそれ以上の手数で打ち勝つ。
レースで並んだ場合、「ダメだ。こいつには勝てない」と根負けさせるようなガンガン殴り合うスタイルといったところか。
そんなしぶとくガチャガチャとしたイメージながらも柔軟性があり、激しい動きの中で正確な技術で処理も出来る上手さがまた魅力的。
今回はそのバランスが微妙に崩れたことによるケガなのかもしれません。
200mも見たいですし、それほど深刻なケガでなければいいのですが。
〜了〜